所在地

栃木県日光市町谷747番地1

役 員

理事長   渡辺 眞幸
副理事長  黒崎 裕康
専務理事  平野 一昭
理 事   福田 康
理 事   田村 敏明
監 事   福田 久

組合員

かねい生コンクリート株式会社
昭栄生コン株式会社
北関東秩父コンクリート株式会社
渡辺生コンクリート工業株式会社
西部生コン株式会社

職員

西部生コン株式会社に委託

出荷実績

平成16年度   43.315 m³
平成17年度   47.640 m³
平成18年度   56.214 m³
平成19年度   43.315 m³
平成20年度   72,228 m³
平成21年度   69,232 m³
平成22年度   83,877 m³
平成23年度   69,230 m³
平成24年度   70,627 m³
平成25年度   91,258 m³
平成26年度   71,547 m³
平成27年度   62,547 m³
平成28年度   67,010 m³

設立の経緯

1. 輸送会社設立の動機
 我々が輸送会社を設立するに至ったのは、産業環境の急激な変化や不況の長期化に伴って地域の生コン需要が低迷し、収益が減少したことを契機としています。この地域は、立地条件や歴史、現在までの経過、周囲の環境等をみると、とても集約化の行えるところではありませんでした。しかしこのままでは、各工場とも経営の更なる悪化は避けられないという危機感の中から、打開策の一つとして輸送の共同化を図ることで経営危機を乗り切ろうと、平成8年に提案しました。  課題は各工場の賛同と、提起のタイミングでしたが、度重なる討議の末、各社協力して運送会社を設立することで同意に至りました。

2. 設立までの経緯
 平成9年2月、組合内に「集中配車検討委員会」を発足させ、実現化に向けての議論がなされました。輸送の共同化を検討する中で、輸送部門を組合内に設けては、という案も出ましたが、それでは組合のルールに縛られることや、事業としての競争、つまり企業としての自助努力が無くなることが懸念されました。さらに問題が起きた場合は組合が何とかしてくれるだろうといった甘えが横行することや、結果的に不平等を生む危険性もあります。また一方で、将来的には生コンだけでなく、別の分野の輸送も手掛けて行きたいといった積極的な意見も出ました。そのためにも独立した会社組織の方が発展性があります。最終的には様々な意見や条件を踏まえて新たな輸送会社を設立することで同意に至り、平成9年9月に「株式会社ドリーム・カンパニー」としてスタートしました。

3. 新会社のシステム
輸送会社設立により、輸送合理化と効率化を達成するために、
① 設立委員会を設け、十分検討する
② 各協組に合った方法論
③ 責任者の明確化
④ 専務理事の人選
⑤ 設立後は、他協組、他工場に傭車を行う
⑥ 設立資金は平等に
⑦ 価格の下落を防ぐ
⑧ 事業計画・経営計画を明確に提起し、実施する
⑨ 工場は「運賃を除く価格」で経営維持できる体質にする
⑩ 協組と輸送会社の関係を明示し、共倒れを防ぐ
を命題にしました。
しかし、地域によって条件は異なりますので、輸送システムは試行を繰り返した後、地域性を十分踏まえたものとなりました。こうしたシステム作りに関しては、生コン業界だけではなく、地元のタクシー会社など別業種の視察も大いに参考になります。また物流に関しては、ヤマト運輸やセブンイレブンなどのシステム運営も研究しました。

4. 経営理念
 一番のポイントは、協組共販が円滑に行われることです。それができなければ、円滑な共同輸送の運営は困難です。幸い、私共の組合は共販体制がスムーズに機能していたため、共同輸送という次のステップに進むことができました。それは各工場の努力とともに、日頃から「和」と「信頼」をモットーとした協働体制が形成されていたことが寄与しています。
 また、協同組合がまとまり共同で事業を行っていくには、それを牽引するリーダーの質も重要なポイントです。リーダーがどのような考え、ビジョンで、どのようなプロセスで実行し、結果を出したのか。また、その考え、ビジョンがどのように組合員に支持され、全体の向上を図れたのかなどが問われます。
 リーダーには、人格や経験はもちろん、責任感や全体を見通す広い視野、的確な展望を打ち出す構想力、さらには対外的にも信頼される社会的な条件等が求められます。 

5. 株式会社ドリーム・カンパニー(現:西部生コン株式会社)の設立
 様々な検討の結果、輸送の合理化を基本とし、従業員の雇用確保を目的に、平成9年9月、栃木県西部生コン協同組合と組合員5社の協同出資の下、輸送会社「株式会社ドリーム・カンパニー(現:西部生コン株式会社)」が設立されました。
 これにより、各工場が保有していた車両を新会社にまとめることによる輸送効率の向上と、余剰車両の外部への貸し出しによる車両の稼働率の向上で経営の安定化を図ることができるようになりました。
 なお、このような輸送会社の起ち上げは全国的にみても先進的な決断として注目を浴びるところとなり、各地から視察研修団の訪問が相継ぎました。

6. 今後の展望
 今後の組合は、「競争する経営」の原理の導入も図って行かなければなりません。それには、これまでの共同経営の理念を超えた新しい展望が必要です。現在、「生コン」の業務内容は、3つの分野に分けることができますが、今後は生コンという単一の商品から、それに関連する様々な業務も導入していく予定です。

1)生産する生コン工場
生コンを利用した製品作り、特に大型製品の生産。また、コンクリートの研究における「新しいコンクリート」への取り組みと、その他ニーズのリサーチ、研究を行います。

2)輸送
生コンのみの輸送だけではなく、物流的な方法で運輸・ロジテック・他業種との連携も模索します。特に生産者から消費者への常時提供の機会も創出します。(できれば定期便等)

3)サービス
各現場には、生コンだけではなく多種多様な製品・商品等が設計に組み込まれています。今後は、他の建材等の流通も開拓し、販売できる総合建材業者への発展も目指します。

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