コンクリートについて 生コンンクリートの製造から運搬までをご紹介

生コンクリート「レディーミクストコンクリート」のことを略して“生コン”といい、まだ固まっていないコンクリートの事をいいます。生コンの材料として、セメント、水、細骨材(砂 等)、粗骨材(砂利 等)及び混和剤が使用されます。

ステップ1 製造

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各材料を計量し、ミキサーに入れ練り混ぜます。
セメント+骨材(砂、砂利)+水+混和剤=生コンクリート

ステップ2 検 査

練り上がった生コンは品質検査の後、ミキサー車に積み込まれます

練り上がった生コンは、アジテーター車(ミキサー車)に積み込まれ た後に、品質検査します。
生コンは、ビルや住宅等、様々な建造物の材料として使用されるので、その品質管理は非常に重要です。コンクリートの品質は、「強度」 「スランプ」「空気量」「塩化物含有量」の数値を測ることで管理して います。

①強度
コンクリートの強さのことで、試験用に成型された供試体に上下から圧力をかけて、ひび割れが入るまでの力を測定して調べます。 (成型後、材齢28日時点で検査)

②スランプ
「スランプ」とは生コンの軟らかさの数値で、「スランプコーン」に生コンを詰めて、コーンを引き上げた時の生コンの下がり具合で測定します。

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生コンは、用途により軟らかさが異なります。この軟らかさの度合いを測る一つの方法がスランプ試験です。「スランプ」とは、スポーツ等で調子が悪い時によく用いられるように、“下がる”という意味です。生コンのスランプは、上の内径が10㎝、下の内径が20㎝、高さが30㎝の鋼製中空のコーンに詰めたコンクリートが、コーンを引き抜いた後に最初の高さからどの位下がる(スランプする)かを示すものであり、スランプが大きいコンクリートは軟らかいコンクリートということになります。

③空気量
「空気量」は、生コンに含まれる空気(気泡)量のことで、混ぜ合わせる時に自然に入るものと、混和剤によって調整された微小なものがあります。この微小な気泡が、ボールベアリングの作用をして、コンクリートをワ―カブルにし、作業性が良好になります。また、この微小な気泡は、低温下でのコンクリートの凍結融解に対する抵抗性が増大するためコンクリートの劣化を防ぎます。

④塩化物含有量
「塩化物含有量」は、生コンに含まれる塩分量の事を指します。 たとえば、骨材に使用する砂に海砂を使うと塩分が強く、コンクリート中の鉄筋が錆びる恐れがあります。 生コンに含まれる塩分量は規定値以下に定められています。

ステップ3 運搬

アジテーター車(ミキサー車)で迅速に現場に運搬します。

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生コンの品質が劣化しないよう運ぶことの出来るアジテーター車で現場に運搬します。 それでも運搬に時間がかかりすぎると、品質は徐々に劣化してきます。 そのため、工場で作られた生コンは90分以内に現場に運搬しなければならないと定められています。

西部生コンでは、今市工場、日光工場、足尾工場の3ヶ所から栃木県北部を中心とした地域に、品質の高い生コンを運搬しています。

ステップ4 打込み

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コンクリートを型枠に流し込む行為を「打ち込み」、打ち込み時に巻き込んだ気泡等を除去し、密実にする行為を「締め固め」といいます。

打ち込みは、均質に工場で練り混ぜられ、現場まで運搬された生コンを、均質なまま型枠内に流し込む事で、打ち込みにはポンプ車やコンクリートホッパーを使用します。

打ち込みの際、振動を加えたり、突くなどして生コンを隅々まで生き渡させ空隙を無くし、密実にします。まんべんなく生コンを打ち込むには、技術と経験が必要となり、うまく打ち込まないとコンクリートの強さを発揮することができません。

また、現場到着後、受入品質試験を行います。スランプ、空気量、コンクリート温度、塩化物量などの品質が確認され合格の場合、打ち込みが開始されます。その際、供試体を採取し材齢28日の圧縮強度を確認します。 コンクリートの圧縮強度試験とは、水温20℃±2℃の水槽で養生(標準養生)した供試体が材齢28日で発現する強度で合否を判定します。 。

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